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小中学生の学習状況調査結果

県教委は県内小中学生の学習状況調査結果を2/21に発表した。就寝時刻と成績との相関性を調べた結果、中学生は午後11時~午前0時の間に寝る生徒の成績が高く、それ以上夜更かしする子供の成績は下がっていた。
学力面では、小学生は全教科で到達基準をほぼ達成していたが、中学2年の社会は「努力が必要なレベル」と判断された。
 調査は5年目。各校の課題を把握することなどが目的で、昨年12月に県内の小5、6年、中1、2年の全員を対象に実施した。
 就寝時刻と成績の関係をみたところ、小5は21時~22時に就寝する児童が最も成績が良く、小6は22~23時が良かった。しかし、午前1時以降に寝る児童生徒の成績は総じて低くなっていた。
 また、テレビやゲームなど自由時間と成績の関係では、小学生と中2は2~3時間の、中1は1~2時間の子供の成績が高かった。いずれの学年も3時間以上の子供は成績が低くなる傾向があった。
 一方、学力面をみると、小5の国語は「読むこと」に関する問題の正答率が43・0%で、到達基準の60・0%を下回った。「他人の文章を読み、それを元に自分の考えをまとめることが十分でない」と指摘されている。
 また、中学社会では、1、2年とも「社会的事象への関心・意欲・態度」の点が不十分とされた。
特に2年は教科全体の正答率が46・6%で、到達基準を下回った。